メッセージ

情報化社会の進展は、コンピュータとインターネットというすばらしい道具を私たちに与えてくれましたが、その道具をいかに活用するかが21世紀の本当の課題です。 江東彫刻は、江戸彫金以来の金属彫刻の技術を踏まえて鏨(たがね)、彫刻機、NCフライス盤、マシニングセンター、CADCAM(キャドキャム)等等と時代の変遷とともに「ものづくり」の道具を巧みに使い分けてきました。今また、江東彫刻はコンピュータとインターネットを「ものづくり」の道具の中に加えつつあります。

社長写真

情報化社会の進展は、誰でも何時でも何処でも簡単に、買える・使える・作れる・情報が手に入るような社会を生み出しつつあるのかもしれません。しかし、誰でも使えそうな道具を巧みに使いこなして、より創造的に展開していくことは、逆に、今あらゆる分野で必要とされています。鏨(彫刻刀の一種)は非常に単純な道具ですが、今でも当社では何人もの技能者が使いこなしています。誰でも使えそうな道具を巧みに使って、より創造的なものを作り上げることが彫刻の仕事です。その本質は、今でも変わっていません。 お客様にとって価値のあるものを様々な分野で具体化することが、江東彫刻にとっての「より創造的なものづくり」の仕事だと思っております。もっと多くのお客様に江東彫刻の技術を活用していただいて、皆様の「新しい価値の創造」に役立てていただけるように、これからも努力を続けます。

代表取締役 酒寄 勇